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定住促進アドバイザーが全面サポート。

 【無事終了しました】

たくさんのご参加ありがとうございました。

 

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今回は首都圏、大阪方面から6組14名の方にご参加いただきました。

夜は雨となりましたが、BBQ交流会やホタルクルーズもでき、ほぼ行程通りのツアーとなりました。

初めての試みもあり、不手際な部分もあったかと思いますが、参加者の皆様、協力いただいた地元の皆様のおかげで無事終了いたしました。

今後も様々なセミナーやツアーを実施していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

今後の予定はこちら → イベントスケジュール.pdf

 

 

 

 


 

移住者の視点で立案された移住体験ツアー、

「やっぱり、この自然を楽しんで暮らしたい!」そんな体験ツアーです。


大町市でのリアルな生活の様子を見学するツアー。

今回は、北アルプス山麓をフィールドの「夏を楽しむ暮らし・遊び」を体験するツアー

まずは、現地に来ていただき、当地での生活をご覧いただくことが、移住への第一歩です。

信大・東大・大町市共同研究「大町わがまち案内人」

Vol.2 甘味とまち歩き、時々お酒

 

開催日:11月16日(土)11:00~13:00

参加人数:6名

【案内人】小松 令子さん(仁科町住人・元大町市観光協会専務理事)

大町のまちなかには、明治時代創業のお店など、お菓子屋さんが多いのです。

大町のおいしいお水を使ったお菓子屋さん巡りや地ビールなどを味見するおいしいまち歩き!

 


本日は商店街のイベントもあり、賑やかなまちなかを歩きながら

最初に向かったのは「喜久龍」。

明治37年に池田町に創業し、2代目が昭和25年に支店として「御菓子司 喜久龍」を開店しました。

昔から愛されている和菓子をはじめ、若者向けの生どらも。

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喜久龍を出て、商店街を北上しながら「いーずら大町特産館」へ。

お店の前で”女清水”を入手し、店内に入ります。商店街の東側は居谷里が水源の”女清水”です。

いーずら特産館には地酒やお菓子など、大町の地場産品が勢ぞろい。

三蔵の地酒を試飲させてもらいました。

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 次に向かったのは大町のお菓子屋の発祥とされる「立田屋(りゅうだや)」。

なんと明治3年の創業です。いーずら特産館の南にある立田屋(屋号マルキ)はのれん分けだそうです。

創業時は和菓子屋でしたが、時代の流れに伴い洋菓子に。素材にこだわったお菓子が並んでいます。

おすすめは、県下でも数件しか扱っていない生クリームを使ったプレミアムショートケーキ。

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続いては「わちがい」へ。

北アルプスの湧き水”男清水”を入れてから店内へ。

こちらでこれまでのお店のお菓子をいただきます。

わちがい”男清水ゼリー”(左) 中に赤く見えるのは「レッドパール」という品種のりんごジャムです。

立田屋”ドーナツ”(右上)←こちらは今回のえびす講と2月のあめ市の時に店頭で実演販売されています。

喜久龍”唐芋団子”’(右下) さつまいもともち米を一緒につき、粒あんを包み、きな粉をまぶしたお団子。

男清水、女清水の飲み比べも。味が違うのでみなさんも試してみてください。

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最後は今年7月にオープンした「北アルプスブルワリー」に。

大町のおいしい水で醸造したビール楽しめます。

醸造所見学と試飲をさせていただきました。

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今回はとてもおいしいまち歩きでした。

大町市街地にはおいしいものがたくさんあります。

まちなかをゆっくり歩きながらの食べ歩きもたまにはいいかもしれませんね。

 

==お問い合わせ===========================

大町市役所まちづくり交流課定住促進係

TEL :0261−21−1210(直通)

MAIL:

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企画:信濃大町まち守舎 

rogo

信大・東大・大町市共同研究「大町わがまち案内人」

Vol.1 町屋と塩の道を巡って

 

開催日:11月15日(金)10:00~12:00

参加人数:8名

【案内人】渡邉 充子さん(株式会社創舎わちがい代表取締役)

大町市内に残された「町屋造り」の建造物・・・。塩の道「千国街道」の宿駅として栄えた

大町の建物を巡ります。

 


天気は快晴。絶好のまち歩き日和となりました。

スタートは今月プレオープンした「.BASE OMACHI」。

空き家の学校の教室としても利用させていただいてます。

ここは貸しスペースとして、どなたでも、様々な用途で使用できます。

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まず最初に訪れたのは、古くから塩問屋や醸造業を営み、

塩の流通を担った旧平林家の建物「塩の道ちょうじや」。

母屋は明治23年に建てられました。前年の明治22年に八日町で大火があったことから、

火事になりにくいよう、天井を高くしたり、土壁を用いたりと工夫がなされています。

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奥には江戸~明治の頃に建てられた蔵が。(文庫蔵、漬物蔵、塩蔵)

そのうち塩蔵には大変貴重な、保管した塩からにじみ出る「にがり」を溜める

「にがりだめ」の仕組みが当時のまま残っています。

 これらの母屋と3蔵は国の有形文化財に登録されました。

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商店街を歩きながら次に向かったのは「市野屋商店」。

慶応元年(1865年)創業と伝えられる老舗の酒蔵。

屋内の一般公開はされていませんが、外からは「なまこ壁」や「うだつ」など、

町屋造りの美しさが見られます。

北側には坪庭も。庭は古くからパワースポットとされており、

庭には長寿を表す”松”やお金持ちになると言われる”もちの木”が植えられています。

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そして向かい側、豪商であった伊藤家の母屋と麻倉へ。

母屋の庵寓舎は現在改装中。これから活用の仕方を考えていきます。

麻倉は旧美麻村で昔から広く栽培されていた麻を貯蔵していた明治時代中期の倉。

現在はアーティストのギャラリーや活動拠点として活用されています。

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そして最後は「わちがい」へ。

代々、大庄屋を務めた「栗林家」の居宅。「わちがい」とは栗林家の屋号です。

現在はレストランとして、明治時代からの造りをそのまま残しています。

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信州大学の先生方の調査によると、大町市街地には国の文化財に登録できる建物が

約70もあるそうです。

大町をゆっくり歩いてみると、普段は見えないところにも歴史が隠れています。

そのまま残していくもの、新しくして活用していくものを共存させながら、

大町市の歴史的価値を受け継いでいくことが大切だと感じたまち歩きでした。

 

==お問い合わせ===========================

大町市役所まちづくり交流課定住促進係

TEL :0261−21−1210(直通)

MAIL:

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企画:信濃大町まち守舎 

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信大・東大・大町市共同研究「大町わがまち案内人」

Vol.8 古地図を片手にまちあるき

 

開催日:2月25日(火)10:00~12:00

参加人数:10名

【案内人】梅田 敏男さん(多趣味な建築設計士)

大町市の江戸時代や昭和の地図を見ながら、今の街並みと見比べて歩きます。

古いけど新しい発見があるかもしれませんよ。

 


今回は満員、10名の方にご参加いただきました。

梅田さんが古地図に現在の地図を当て込んで作ってくれた資料を手に、.BASE OMACHIをスタート。

まずはお隣ちょうじやの前で、塩の道の話。本通りの北から南に延びてきた塩の道は

いーずら大町特産館前の交差点で東に曲がり、150m先でまた南へと続きます。

なぜクランクしているのか。それについては後ほど。

続いては現在のアルプス囲碁村会館へ。ここにはかつて市役所がありました。

少し南には税務署もあったようですが、正確な場所は不明。。。

そこから北へと向かい、白塩小路と呼ばれていた、市野屋商店北側の通り、

千本木小路と呼ばれていた本通りから合庁へ向かう道を通り過ぎます。

「千本木小路」は京都の「千本通り」に倣ってつけられたそうですが、名前の由来、何が千本かというと、

なんと「卒塔婆」!そう、お墓に立っているあの板です。

そしてさらに少し北へ向かいます。到着したのは「妙喜庵」。ここはもともと本通りに面するところまで

敷地があった、霊松寺の隠居寺でしたが、明治の廃仏毀釈で廃寺になり、

現在のこじんまりとした姿になったそうです。

そのまま本通りに抜け、南下します。途中で梅田さん得意のクイズ。

大町には開かれた市の日付にちなんだ町名がいくつかありますが、市と関係ないのは?

「三日町」「六日町」「十日町」。。。

正解は「十日町」。十日町は「北原町」から分離してできた比較的新しい町名だそうです。

お次は八十二銀行前に到着。かつて郵便局があったこの場所で話を聞いていると、

たまたま舎長が通りかかりました。商店街で生まれ育った舎長は当時の郵便局を

覚えていて、そのときの様子を話してくださいました。

昔の郵便局の写真を見ると、壊したのがもったいないくらいおしゃれな建物でした。

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八十二銀行を過ぎると交差点があります。この交差点、東西の道が少しずれていますよね?

これ、実はまちを守る仕組みなんだそうです。

あえてずらすことで見通しを遮り、敵が一気に攻めてこられないようにしているんだとか。

この仕組みを「食い違い」といいます。

そうです、先に話した、塩の道がクランクしているのも同じ理由です。あちらは「枡形」といいます。

宿場町でも、このようにまちを守る仕組みがあったんですね。

一度、地蔵通りのお地蔵さんに寄り道して再び本通りへ。松葉屋旅館前で最後となります。

ここでは、信濃大町駅から商店街を通り、旧北高前から高瀬渓谷へと路面電車が走っていたころの

話をしてくれました。前回の梅田さんのまち歩きには参加していないのでみんなびっくり!・・・

かと思いきや、今回はベテランの方々が多く、ほとんどの方が当時のことを知っていました。

ダムの工事用でしたが、登山客も運んでいたとのこと。現在のエネルギー博物館あたりまでは電気で、

その先は馬や牛が引っ張っていたそうです。商店街が先に廃線となりましたが、

旧北高前は昭和4年の地図には残っていました。

ただ、昭和44年の水害ですべて流されてしまい、廃線となったようです。

今回は、古地図を片手に、大町市の歴史を学ぶことができました。

 

信大・東大・大町市共同研究「大町わがまち案内人」

Vol.4 まちなかで感じる山とダム

 

開催日:12月14日(土)10:00~12:00

参加人数:6名

【案内人】梅田 敏男さん(多趣味な建築設計士)

 

4回目のまち歩きは「えっ!まちなかのこんなトコからあの山が… 」というスポットや、

かつて大町が登山ブームとダム建設で賑わった要所などを探しながら巡りました。

 


6人の参加で、市外からも1人、そして県外からも(!)1人ご参加いただきました。

案内人は、多趣味すぎる建築設計士で定住促進アドバイザーでもある梅田敏男さん。

トレッキングやホタルクルーズ、星空観察など多趣味ぶりを生かした様々なガイドも多くされています。

 

そんなベテランガイドの梅田さんによる、参加者同士の「自己紹介ゲーム」で歩く前から和やかな雰囲気づくり。

出身地や居住地で並ぶだけなのに結構おもしろい。

 

参加者のコミュニケーションも取れたところで、まち歩きスタート。

スタートしてすぐ、塩の道ちょうじやの西隣りの建物は、

元々は日本初の登山ガイド組織の大町登山案内人組合をつくった百瀬慎太郎氏が営んでいた「對山館」だった場所。

大町登山案内人組合は2017年に100周年を迎えており、いきなりまちなかで山にまつわる歴史・建物に触れられました。

 

その後、本通り沿いの旧松葉屋旅館前では昔の写真を見せてクイズを出題。

今はもちろん車道のこの場所に「何が写っているでしょうか??」

…「うーん…電車??」「おぉー!ほぼ正解!」

 

なんと、路面電車が走っていたとのこと。

前回のまち歩きで水路が通っていたことを知ったばかりなのに、同じ場所に路面電車!?とびっくり。

まちなかから高瀬溪谷の葛温泉までを繋ぎ、登山列車としての役割を担っていたそうです。

 

その後は、近隣住民でないと通らないであろう裏道へ。

その道の角度が絶妙で、道の先に北アルプスが見えるスポットが。歩くからこそ出会える景色にお得感があります。

(写真では見えないですが…)

 

そこからは、大町の特産品を多く扱う「いーずら大町特産館」へ向かいます。

お店で山とダム…?と思っていると、「商品探しゲームやるよ!」とのこと。

3分間、店内にある山とダムにまつわるモノを一番多く見つけた人の勝ち!ということで、みんな一気に散らばります。

あっという間に3分経ち、みんなで答え合わせ。

商品名にダムがある。絵柄に山が入っている。北アルプスの水を使っている…など、

中には怪しいものもありましたが「それ見つけられなかった…」「あー確かに!」と盛り上がり、

一番多い7つ見つけた県外の方が、案内人から賞品(手ぬぐい)をプレゼントしていただきました。

 

ゲームを終えて、ダム建設時に賑わった飲食店街を抜けて信濃大町駅北の踏切近くの大きな石碑へ。

山麓地域の運輸機関整備のための「信濃鉄道」(上田市のしなの鉄道とは別もの)建設から国鉄移管の事業を記念したものだそうです。

石碑って、あるのは知っていても、どんなものかはなかなか知らない…。大町市の生活基盤の成り立ちにも触れることができました。

 

最後に、まちなかで高い建物に入らずに“ほぼ”全方向山が見えるスポット、信濃大町駅の市営駐車場へ。

駅にすぐ近い場所なので、市外の方も大町市訪問の際はぜひ。

「山とダム」というテーマでも、歴史、生活文化、景色、建物、商品など、色々なものがあって、

意識して話を聞いてみたり探してみると面白い!

 

宝探しのようなまち歩きでした。

 

 

次回は1月18日(土)に大町の映画館跡地、レトロ喫茶巡りを予定しています。

過去のまち歩きはこちら→ Vol.1  Vol.2  Vol.3

信大・東大・大町市共同研究「大町わがまち案内人」

Vol.5 大町の映画文化とレトロ喫茶巡り

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開催日:1月18日(土)10:00~12:00

参加人数:7名

【案内人】中村 直人さん

生まれも育ちも商店街の中村さん。

大町にかつてあった映画館の跡地や歴史ある喫茶店をご案内いただきました。

 


集合場所は、おなじみの.BASE OMACHI。

まずは中村さんから大町で撮影された映画やドラマ、CMの話を聞きました。

有名な映画やドラマ、見たことがあるCMも実は大町がロケ地ということをお話いただき、参加者もビックリ!

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 レクチャーを受けた後、.BASE OMACHIを出発し、飲み屋街である日の出町へ。

1990年まであった映画館、大町演芸館跡を目指します。日の出町の通りをテクテク歩いていくと、、

「これが大町演芸館だったところだよ!」と中村さんが指差された場所は馴染みの居酒屋が入っている建物。

「え!ここが?」

でもよく見ると、映画館時代に使われていた扉や掲示板が残り、繁華街にある映画館として愛されていた雰囲気を感じることができました。

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つづいては、大町演芸館跡の近くにある喫茶ならへ。

喫茶ならのマスターは俳優の千葉真一さんが創設したアクション俳優団体の元アクターだそうです。

指一本での腕立て伏せも参加者に披露してくれました!さすが元アクション俳優!!

マスターからは、大町市にお忍びで来ていた芸能人の話やここには書けないディープなお話をしていただきました。

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マスターから見せていただいた大町演芸館があった当時の日の出町。

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喫茶ならを出発し、続いては大町劇場跡へ。

大町劇場は2005年まであった映画館で、現在跡地は更地になっています。

劇場跡前の通りを歩いてみると、レトロな元散髪屋や元銭湯などが残っています

偶然、近所にお住まいの方から昔の様子をお聞きすることができ、過去の賑わいを窺い知ることもできました。

 

 

最後に、駅前にある喫茶かじかへ。

扉を開けるとアットホームで昔懐かしい空間が広がっていました。

注文も常連さんが聞いてくれます。

コーヒーや手作りあんみつを食べながら、昔の様子をお聞きしました。

実は、喫茶かじかのある建物は昔登山客に伝書鳩を貸し出すテナントが入っていたそうです。

今は携帯があるけれども、当時何かあった場合に緊急連絡する手段が、鳩だったんですね。

山岳都市ならではですね〜。

 

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ノスタルジーな雰囲気に浸りながら、今回のまち歩きは終了となりました。

歩くとより分かる大町の奥深さを知ることができました。

 

 

さて、次回は1月26日(日)に「大町で生活も仕事もDIY!マイライフ探しのお手伝いします!」と題して、

大町市に移住された屋田翔太さんにまち案内をしていただく予定です。

過去のまち歩きはこちら→ Vol.1  Vol.2 Vol.3  Vol.4

信大・東大・大町市共同研究「大町わがまち案内人」

Vol.3 まちの成り立ちと水の関わりを探る

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開催日:12月13日(金)10:00~13:00

参加人数:9名

【案内人】鈴木 幸佳さん(NPO法人ぐるったネットワーク大町事務局長)

まちなかに張り巡らされた水路を辿りながら、まちの裏通りをご案内。

鎌倉時代まで遡る仁科氏の都市計画を探ります。

 


いつものように.BASE OMACHIをスタート。今日も天気に恵まれました。

今回は市内の方だけでなく、安曇野市や松本市の方にもご参加いただきました。

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まちの裏通りを通りながら、まちなかに張り巡らされた水路を巡ります。

大町に住んでいてもなかなか通らない路地ばかりで新鮮でした。

まちなかには、今の建築基準では考えられない、水路をまたいで建つ家が多く見られます。(写真左)

右の写真は、分かりにくいですが、水路が通る場所が少し盛り上がっています。

飲料水として使われていた水路なので、綺麗な水を流すため、一番高くしていたと考えられています。

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大町でもっとも古い酒蔵である市野屋には商店街の古い写真が並んでいます。

本通りの真ん中を水路が流れていた頃の写真もありました。

その頃は今のいーずら大町特産館前の交差点のところに滝があったそうです。

                        ↓ここを水が流れていました。

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まちなかにはいくつもの水路が複雑に流れています。

下の写真は、なんと写真左側の水路は手前から奥へ、

右側の水路は奥から手前へ水が流れています。

隣り合っていても水の流れが逆なのです。

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さらに、所々に水路が交わっているところがあります。

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ちょっと見にくいですが、グレーチング蓋の中はこんな感じになっています。

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そんな複雑な水路を辿りながら、覗きながら北上し若一王子神社を目指します。

途中、藤長菓子舗で「紅玉りんご」をいただきました。

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そして目的地の若一王子神社に到着。

北アルプス、鹿島川からの水をまちに分配する要の位置として、

この場所にまちの繁栄を願って若一王子神社が祀られました。

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大町はまだまだ奥が深いですね。

次回は1月18日(土)に大町の映画館跡地、レトロ喫茶巡りを予定しています。

過去のまち歩きはこちら→ Vol.1  Vol.2

信大・東大・大町市共同研究「大町わがまち案内人」

Vol.7 大町まちなか巡って!撮って!

   「映える」写真伝授します!

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開催日:2月8日(土)10:00~12:00

参加人数:6名

【案内人】たつみかずきさん(とある音楽家の古家管理人)

古くからの趣と昭和レトロな大町を写真で切り取るコツをお伝えします。

 


古くは塩の道の宿場町として、その後は黒部ダムの開発で栄えた大町の商店街には

趣ある建物や、昭和のレトロ感溢れる建物が数多く残っています。そんなまちなかの写真映えスポットで

写真を撮ってみました。

まずは.BASE OMACHIに集合し、写真についてのレクチャー。なぜ写真を撮るのか、

写真で何を伝えるのか、基本的なカメラの使い方、構図のテクニックなどを教えていただきました。

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そして実際に小雪がちらつく街に出て実践。.BASEを出てすぐに早速写真映えスポットが。

.BASE周辺は「塩の道ちょうじや」や「タカラ食堂」などの建物や、日の出町の飲み屋街など、

写真を撮りたくなる場所がたくさんあります。

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続いては上仲町のポケットパークへ。

遊歩道の緑の先に商店街のシンボルである松葉屋旅館の望楼が見えます。

緑道と望楼が一直線になっている撮影スポットの1つです。そのままわちがいへ。

こちらも築130年を超える歴史ある建物。やはり昔の建物は写真映えがしますね。

降り続く雪がかなりよいアクセントになっています。

冬の大町らしさが出て、晴れた日とはまた違った趣がありますね。

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そして麻倉や庵寓舎を通って市野屋商店北の通りへ。この通りは南側に市野屋商店のなまこ壁が続き、

圧倒されます。ここで参加者全員で記念撮影。

最後は昭和のレトロ感溢れる名店街。アーケード、看板、照明と、ここはどこで撮っても味が出ます。

一時期はかなり廃れていた名店街も、移住者の方々などがお店を開いてくれたりして、

新しいお店もあれば、昔ながらの洋食屋さんもあったりと、とてもいい雰囲気。

ぜひ今後もこの雰囲気を大事にしていってほしいです。

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今回はまちなかで明治から昭和の時代を感じる場所で写真を撮ってみました。

大町市は北アルプスだけではありません。市街地には古き良き建物が数多く残っており、

素敵な場所はたくさんありますので、みなさんもぜひカメラ片手に商店街を歩いてみてください。

 

 

信大・東大・大町市共同研究「大町わがまち案内人」

Vol.6 大町で暮らしも仕事もDIY!マイライフ探しのお手伝いします!

 

開催日:1月26日(日)14:00~16:00

参加人数:9名

【案内人】屋田 翔太さん(株式会社フリーフロート代表取締役)

大町で空き家・空き店舗を活用した取り組みをご紹介。

改修前の店舗や改修後の物件、回収過程などをご案内します。

 


今回の案内人は、白馬から会社ごと移住されて、まち歩きの拠点でもある

.BASE OMACHIも運営する株式会社フリーフロート代表取締役の屋田翔太さん。

いつものように.BASEに集まり、まずはフリーフロートさんの事務所である通称“アジト”へ。

現いっし・あーとすぺーすの2階にその事務所はあります。初めて来た人は入り口がわからないであろう

その場所は、もともとパチンコ店の事務所でした。そこを借りて自分たちで改装し、使っています。

お次はこれから事業を始める予定の旧金萬洋服店へ。1階を飲食店、

2階と奥にある蔵を簡易宿泊にしようと計画中だとのこと。奥の蔵はこれまたすごく、

建築士さんもほれぼれするほどの昔の技術が詰め込まれています。

3階のバルコニーからは北アルプスが一望。この景色を見た瞬間、借りようと決めたそうです。

反対側に目を移せば、蔵がたくさん立ち並んでいます。市街地には蔵が多いとはよく聞きます。

ただ、住居の裏にあるのでなかなか目にすることはありませんが、改めて多いということを実感しました。

商店街を上から見ることはめったにないのでとても新鮮でした。

そして.BASEに戻ります。.BASEではここの改修過程をスライドで見せてもらいました。自ら掃除をし、

天井を黒く塗り、壁は漆喰で塗り、床をはがして塗り直しました。

改修前の様子を知らない方からしたら、この変貌は驚きだと思います。

また、自分たちの手でここまでできるんだという参考にもなったかと思います。

今後は金萬もどんどん変わっていく予定です。どんなふうに変わるか興味のある方は

ぜひ覗いてみてください。

また、DIYをやってみたいという方は、金萬でも.BASEの時と同じようにお手伝いを募集する

かもしれませんので、その際はぜひご参加ください。