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第82回 親子でスキーあれこれ

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こんにちは。定住促進アドバイザーの川面です。

これを書いている今、外は大粒の雪が降っています。この地域には珍しく湿った雪です。先週末は乾いた良い雪でしたので、ゲレンデも朝からフカフカでした。親子で1日、楽しめました。と言うわけで、今回は、「親子でスキー」をテーマにいたします。

シーズン券とゲレンデについて

我が家では毎年、鹿島槍スキー場 (大町市)のシーズン券を買っています。

鹿島槍スキー場はゴンドラこそありませんが、ゲレンデが広く、中・上級コースも充実しています。初心者コースはもちろん、林道コースは初めてでも滑りやすく、子ども達のお気に入りです。そして、早割の親子シーズン券が安いのでお得感があります。

最近は、子どもを対象とした複数のスキー場対応のシーズン券もあり、子どもの多い我が家では大変重宝しています。いつもシーズンインの前に終わってしまうのですが、気になる方は検索してみてください。普通
のシーズン券もシーズンインの前だと安く買えます。

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雪が少ない時の鹿島槍スキー場

大町市には鹿島槍の他に、爺ヶ岳スキー場もあります。こちらはファミリーにおすすめです。

おすすめポイント1

子ども用ゲレンデは超広く、トロイカというロープウエイもあり、ソリ滑りが思う存分楽しめます。

おすすめポイント2

ゲレンデ下部のほか、どのコースも緩斜面が多いことです。滑り初めの子が、恐怖感なく雪に慣れることが出来ます。上部には、少し急なコースもあります。

おすすめポイント3

どのコースも最後はレストハウス前で合流することです。一人で滑れるようになったやんちゃ坊主が迷子になりませんし、待ち合わせも楽です。

ここまで大町市のスキー場に関してのお話しでしたが、近年は雪が少なくどのスキー場も大変そうです。滑る側としても良い日が少なく色々と難しいですが、30分でゲレンデに行けるようになれば解決です。シーズン券があれば、ひと滑りして帰ればいいのですから。ぜひ移住を!

自分で子どもにスキーを教えるには

我が家は今年、僕1人で子ども4人を連れてスキーに行っています。

5歳の息子(4人目)は昨年リフトデビューし、今年は一人で中級のでこぼこ斜面を降りられるようになりました。長女(1人目)の時は、どうすれば良いのか分からず結構時間がかかってしまったのに、2人目、3人目と上達のスピードが速くなってきています。スクールは一度も使っていません。

余裕があれば、スクールに通わせるのが一番だと思います。友達が出来るかもしれませんし、預けている間に親は自由に滑れます。また、子どもが泣くと親も困惑してしまう事がありますが、スクールの先生なら子どもも頑張れると思います。もちろん、その子の性格によるとは思いますが。

では、僕のように、スクールに入れずに自分で教えたい場合はどうするか、試してみて良かった事を以下に挙げていきます。

 

01
まずは、雪とスキー板に慣れるのが大事です。いきなり斜面に連れて行かずに平らな所で歩かせます。この時の板は、踵の上がるウロコ板です。雪が積もるたびに庭で歩かせます。
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踵のあがるウロコ板
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雪が積もったら歩くスキーで庭を歩かせます
02
転んだらすぐに抱っこして起こしてしまいます。 失敗経験はさせません。
03
いやだと言ったらすぐ休む。美味しい物を食べさせる。寒さ対策は万全にする。 (ちなみに手袋はミトンタイプが良いです。)

ここまでは、スキーが嫌いにならない工夫です。

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手袋は、指先が温かいミトンタイプがおすすめです
04
親子ハーネスとボーゲンヘルパーを使います。親子ハーネスを付けていると親は大変ですが、4歳くらいで「1」がしっかりできているとすぐに外れます。ボーゲンヘルパーは、しばらくつけておきます。
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ボーゲンヘルパーの使い方
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ボーゲンヘルパーのアップ
05
「三角形 (ボーゲン)」や「右・左」などではなく「足開いて」や「(手を挙げて)こっちだよ」など感覚的にわかる言葉を使います。
06
滑り方や曲がり方、止まり方などはあえて教えません。止まってほしい時は足を開いてもらえばボーゲンヘルパーがあれば止まります。
07
親子ハーネスが取れたら一番後ろからついていきます。転んだらすぐに助けるためです。
08
体ができたらボーゲンヘルパーを外します。自分から外す子もいます。
09
絶対に叱らないで、褒めまくります。

以上です。

滑れるようになってから、もっと上達するためには、きちんと教わる必要があると思いますが、このやり方で2シーズンあれば中級コースくらいは行けるようになります。また、地域柄なのか小学校や地区のクラブなどスキー教室が多く、教えてもらえる機会は十分にあります。ちなみに、我が家の親子スキー3種の神器は「子ども用うろこ板」「 親子ハーネス」「ボーゲンヘルパー」です。これを導入してから、教える側もとても楽になりました。

皆様もぜひ試してみてください。では、また。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

 


川面 優(大町市定住促進アドバイザー)