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第108回 爺ヶ岳にて

第12回爺ヶ岳セミナーを実施しました(参加しました)。「もう、そんなにやったのか!」という感じですが、今回も無事、下山できました。今回は、県外からの移住を考えている方4名と大町市から市職員と定住促進アドバイザーと先輩移住者の合計8名が扇沢の爺ヶ岳登山口に集合しました。

歩行中や小休止ごとに「移住を考えるようになった理由は?」を聞き取るなどの移住の話、「大町市の好きなところ、なんとかしたいところ」など先輩移住者の話、そして「あなたが好きな山はどこですか?」など登山の話をしながら、どんどん山頂に近づいていきます。

種池山荘への登山道にて(今年悪天候のため過去写真)
種池山荘到着、爺ヶ岳南峰まではプラス1時間弱

山頂では山頂カフェと称して、参加者はもちろん、通過する方にも山麓のコーヒーと雷鳥の里などのお茶菓子のふるまいをします。全く知らない人と気軽にお話ができるのは「山」ならではのいいところです。また。おおまぴょんのぬいぐるみを背負いで登るのですが、おおまぴょんファンが多いこと!一緒に写真を撮りたいというリクエストもしばしばあります。今回は、霧雨と曇り空で雄大な景色はほとんど見られませんでしたが、そのせいかライチョウの家族が多数みられてラッキーでした。

山頂で記念撮影する参加者とスタッフ

その後、下山し種池山荘で夕食終了後は現地で募集した参加者を加えて10名ほどで移住セミナーを実施。大町市の概要説明、種池山荘の支配人さんとの山小屋トーク、先輩移住者の大町の暮らし、そして最後は大町登山クイズをやり正解者には記念グッズ進呈で締めくくりました。

種池山荘食堂でのセミナー風景

翌朝は、行きと同じメンバーで下山。お話をしたり登山道ネイチャークイズをしながら無事下山しました。

帰り道では所々でクイズを楽しむ

爺ヶ岳セミナーが始まる前までは、これまで大町市の現地での移住体験ツアーや、東京など都市部での移住相談会のお手伝いをしていました。しかし、どこの市町村もやっていることは似たり寄ったり。もっと大町市らしいやり方はないのかな?と常々考えていました。大町市の特長といえば、やはり北アルプス!それをもっとアピールするには、山頂で移住イベントをするしかない…と考えてました。そこで、当時の担当の課長さんに相談したが、「前例も無いし安全性の確保など… でも、もし市長が承諾してくれたら、考えないこともないよ…」とのことでした。さっそく市長さんに相談してみたら、あっさりOKをいただき、実施することになりました(感謝しています)。

定住促進関係者で登山をするのは自分とTさんだけなので、相談しながら準備を進めました。9月の第一土曜日に爺ヶ岳に登り、山頂でカフェを開いて、その夜は種池山荘で移住セミナー。宿泊翌日は下山する行程です。果たして山頂で移住イベントをして、参加者は集まるのか?心配していましたが、事前の予約者は数名と少ないものの、当日に登山者に声をかけてみたら、十数人が集まり、セミナーらしくなり最初にしてはいい感じで終えることができました。そして毎年開催することになり、雨天で1回中止した程度で12回続いているのは、ほんとうれしいことです。

そして思ってもみなかった効果がありました。この活動に注目してくれたのが登山者なら皆さんお馴染みの「山と渓谷オンライン」さんです。登山と何かをプラスしたテーマを探していたところ、大町市の「移住×登山」を見つけたとのこと。これがご縁で、ヤマケイ主催の移住セミナーを東京で開催したり、大町市でヤマケイツアー(鷹狩山ハイキングと移住交流会など)を実施しています。この爺ヶ岳セミナーを思いきって実施して継続したことが今のような動きになったことがとてもうれしい!

今後はいつまで参加できるか不安はありますが、楽しみながら続けてみたいです。次は爺ヶ岳山頂でコーヒーのふるまいだけでなく、大町市をさらに知っていただくため「大町爺ヶ岳クイズに答えて山頂カフェを!」でいくかな…。

梅田敏男(大町市定住促進アドバイザー)
梅田さんの多彩な活動については、こちらへ