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リレー・エッセイ 第39回 歩いてみました!信濃大町駅前

 大町市に移住して早丸7年を迎えようとしています。7年間の途中では、夫の父が名古屋から70代で移住し、信州での暮らしに参戦しました。現在は7歳〜82歳までの3世代で、持ちつ持たれつ住んでいます。

 義父は、こちらに住んですぐの年に、高齢者のための学びの場「シニア大学」に通いました。名古屋では交友関係が少なかったという義父ですが、卒業した今でも、仲間に声をかけてもらって、旅行にマレットゴルフにと大忙しです。まさに、清く正しい信濃の国・大町の高齢者です。

 大町のお年寄りは本当に元気です。定年年齢を迎えても数年は働くのがスタンダード。やっと定年してもそれから農業や地域づくりなどで第二の人生を謳歌します。それも卒業すると、次こそ、老人クラブの出番です。なんでこんなに元気な人が多いのだろう。私の中での大町七不思議のひとつなのですが…。

 わが家は南大町の駅まで数百メートル。信濃大町駅までも徒歩圏内という、恵まれた場所にあります。お年寄りたちは徒歩や自転車、タクシーなどで買い物に出かけます。日々を誰かに頼るのではなく、自分たちで切り盛りできる環境が、ストレスフリーで元気にいられる要因のひとつなのではないか?と思います。

 常々、そう考えていたので、今回はそれを実証してみようと、駅前商店街を歩いてみることにしました。初回は「塩の道ちょうじや」のある八日町ポケットパークの駐車場から途中で何人かの地域の方と立ち話をして、ゆっくり駅まで。復路までふくめて約45分ほどでした。よろしければ、しばらくお散歩話にお付き合いください。

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 塩の道ちょうじやは、昔の塩問屋だった建物で、今は博物館として見学も出来ます。カフェも併設されています。市内を走るバス「ぐるりん号」のバス停を発見。ここから仁科三湖方面や温泉郷、アルプスあづみの公園のほうまで、まさにぐるりとバス旅が楽しめるようです。

 ここで時計を見るとお昼の12時8分でした。

 駅前大通りに入り、左折すると「いーずら物産館」があります。2階はギャラリーです。

 衣料品店や青果物店など、現在も営業している店が多数あります。衣料品店は、市内の中高制服や園児服、体操服などの取り扱い店になっている店も。 塩の道の「荷継ぎの宿」として栄えた名残からか、和菓子屋さんが多いのも特徴。

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 「喫茶 茶々」。壁面は地元の人が作品を飾る展示スペースにもなっています。ここで10分ほど立ち話。

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 古きよき商店街に馴染む現代的なコワーキング「北アルプスエントランス」もあります。

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 駅前広場は平日もくつろぐ人が結構います。ロータリー内の土産店には第2待合室があり、民話人形が展示されています。

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 駅前の「丸福パン」は、地元高校生のソウルフードとして長年君臨しています。イマドキのおしゃれな店舗になってからも、人気のお店です。

 駅の向こう側にあるバイパスを越えると、スーパーやホームセンター、ドラッグストアなどが入る複合施設があります。

 「ゆいせきや」では、一閑張りの販売や講座が行われています。ここでまた10分ほど立ち話し。この店のある角を西に入ると、市立大町総合病院がすぐあります。

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 「NPO地域づくり工房」は、地元の植物を使った草木染製品が売られています。ここでもまた10分。

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 駐車場まで戻ると、12時53分になっていました。

 途中、市民に愛される飲食店もいくつかあります。わが家も時々、お世話になりますが、いつもは車移動なので、商店街を昼間にあまり歩いたことがありませんでした。(お祭りのときには歩きます!)歩いてみると45分の散歩のうち、30分は立ち話。かなりコンパクトなエリアにいろいろな場所が詰まっていると分かりました。そして、実際歩いてみて、あちこちで会話が楽しめるのが、ここの商店街の魅力だとも感じました。

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 次回は、八日町以北の商店街を歩いてみようと思います。


中山亜輝子(大町市定住促進アドバイザー)