第52回 雪かき

皆様、コロナ禍いかがお過ごしでしょうか?
都市部を中心に、以前にも増して広がりをみせています。コロナ禍前に大町に移住していて本当に良かったと思う、今日この頃です。

さて、私は大町市に2017年の1月に移住してきましたが、3年目にして初めて12月に雪かきをしなければならない程の雪が降りました。今年は早い時期から「今年の冬は雪が降るよ」なんて皆さん言われていましたが、本当に降りました。初旬までは大町の12月にしては暖かい日が続いたので「本当に降るのだろうか?」と思っていましたが、一気に寒くなり、あっという間に雪景色になってしまいました。

というわけで、スキーも山登りもしない、温泉にもいかない私が、今回は大町の冬と言えば忘れてはならない、雪かきについてご紹介します。

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大町の冬といえば、やっぱり雪です。北と南とでは降雪量が全く違います。私は、市街地よりもやや北に位置している、雪が少し多めな平の借馬(かるま)という地区で、完全予約制の飲食店を夫婦2人で営んでおります。全粒粉という小麦を外皮ごと製粉した健康食材をメインに使っています。例年は12月といえば忘年会シーズンで、1年で一番忙しい時期なのですが、今年はこのコロナ禍の影響で忘年会は中止されている方々が多く、例年に比べると暇な12月となっています。忙しいと雪かきをやっている暇もないので、12月にこれだけ雪が降ったのが今年で、ある意味ラッキーだったのかなと思っています。

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雪が降った日は朝5時に起床し、真っ暗な中、5時半ごろから雪かきを始めます。仕事で通勤される方の朝一番の仕事も雪かきだと思います。私のところは住宅兼店舗なので10台以上停められる駐車場があり、20㎝以上積ると約3時間、雪かきに時間を取られてしまいます。うちでは「ママさんダンプ」と呼ばれるスノーダンプ(角型シャベル)で雪かきをします。この敷地の広さを手で雪かきをする人はあまりいないのではと思います。ご近所の皆さんも除雪機を持っている方々が多いです。実際に除雪機を所有したことがないので真偽のほどはわかりませんが、除雪機はお手入れも大変だと聞きました。手入れを怠るとすぐに錆びてしまうそうです。ですから私は今のところ除雪機を所有していません。

3時間かかってしまうのには広さだけではなく、もう一つ理由があります。それは雪の滑り台を作るために、非常に効率の悪い雪かきの仕方をするからです。うちには5歳の子がいるので楽しんで冬を過ごしてもらいたいと思い、効率が悪く時間がかかるのは覚悟のうえで雪かきをします。雪かきをしているのか、滑り台を作るために雪を集めているのかわからないような雪かきです。

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大町は寒いので、積雪量が多くても雪自体はサラサラとしていて軽いです。市道・県道・国道は委託を受けた業者が雪かきをしてくださるので、自分は自分の敷地のみの雪かきです。もしも、家を購入されることを検討されているのであれば、家の前の道路が私道ではないことをお薦めします。私道だと除雪車は来てくれないので、その私道を使用している住人が自分たちで雪かきをすることになり、誰が雪かきをするかで微妙な関係になっている所もあるようです。

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私の住んでいるあたりの積雪量だと屋根の雪下ろしもします。40〜50㎝位屋根に積もると、家のゆがみを防ぐために雪下ろしをするようにと、ご近所さんに教わりました。私の家は雪国なのになぜか北側の屋根が広く、一度積もると春になるまで解けないので、北側だけは早め早めに雪下ろしをします。

市では、2021年2月に「冬を楽しむ暮らし体験ツアー」を計画しているようです。
是非、大町の冬を体験しに来てください。大町でお会いできるのを楽しみにしています!


小田純司(大町市定住促進アドバイザー)


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