fbpx

第66回 キャンプ場とワーケーション

「今年の夏休みはやっといろいろなところへ行けそう」と、6月ごろから計画していました。10歳の息子も「今年はキャンプに行きたい」と、早くから言っていて、コロナ禍以前に行ったことがある富山のキャンプ場へ行く計画を立てて楽しみにしてきたのですが…。

 夏休みに入った途端の感染拡大。「どうしたものか…」と思案しつつもネットでキャンプ場の予約状況などを確認すると、昨今のブームでどこも混雑している様子。とても予約なしでは泊まれなさそうで、かといって早くに予約するとお天気が心配…。

 いろいろ思案するうちにハタと気付き「地元でキャンプしたことあったっけ?」と誰ともなしに言い出して、あれよあれよという間に「きょう天気よさそう!」、「予約もあんまり入っていなさそう!」と、木崎湖畔への1泊平日キャンプが決まり、さっそく行って楽しんできました。

Image

 時々写真を撮影しにふらりと寄ったり、前の道は日々車で通るものの、1泊のキャンプは初めてで、受付からちょっとドキドキ。この緊張感もまた良いもので、しっかりと小旅気分を満喫しました。子どもはほぼず~っと湖で泳いでいたし、大人はほぼず~っと焚火の番をして、ゆるりと過ごすことができました。

Image

 自宅から職場まで車で20分もかからない近さから、私だけ小一時間抜け出して、いつもの仕事にも行けました。翌日朝は、おいしいレギュラーコーヒーを丁寧に煎れて、湖畔を眺めつつ今はやりの〝ワーケション〟?(笑)、こんな仕事環境なら毎日でもパソコンに向かっていたいかも。

Image

 帰りはもちろんチェックアウトの昼頃までゆっくりして、20分で家に帰って昼食を食べ、午後は自宅に植えたジャガイモを掘りました。移動時間1時間未満の夏満喫。

Image

  息子もよい夏休みの思い出が出来たようで毎日のように「キャンプ楽しかったね。また行こう。」と話します。親としては出費も抑えられて、移動の疲れもほぼゼロ。こんな身近でキャンプが楽しめるなんて、これもまた大町暮らしの醍醐味かと思います。

Image
Image

 朝起きて異音に慄きながらテント裏を見たら、こ~んな大きなオニヤンマのヤゴが張り付いておりました。

Image

 5年生の学校キャンプ前にリハをしておきたいという息子と一緒に作ったカレー?(笑)撮影し忘れ。

Image

 夜は焚火…と、あと写真には撮れませんでしたが、ホタルにも出会えました。


 中山亜輝子(大町市定住促進アドバイザー)