こんにちは。今回のリレーエッセイは、我が家の最近の出来事を紹介します。
八坂小中学校の運動会
先日、我が家の3人(小1・3・6)の娘たちが通う学校が、義務教育学校「八坂小中学校」になってから初めての運動会が先日行われました。今年から、開催が初夏のこの時期になり、空模様を心配していたのですが、ちょうど良い日和となり子どもたちも張り切っていました。
以前から八坂小学校の運動会は、地域の方や保育園児、時には中学生も参加し、競技種目数も多かったのですが、今年は特に一体感があったように感じます。
様子を紹介させていただきますと、まず、リレーとかけっこは保育園から中学生の子たちが次々と走り、保育園の子たちの一生懸命さや、小学生の勝負へのこだわり、中学生の迫力ある走りなど、見ているこちらも大興奮でした。
保育園のお遊戯では、わが子も含むおチビちゃんたちが大勢の前で張り切って頑張る姿に癒されました。
運動会の開会式の様子、天気が良くなり一安心でした
それから、地区対抗の競技では、先生方や地域のお年寄りの方々、高校生や山村留学生の保護者も参加し、とても盛り上がりました。
最後に、伝統の「八坂音頭」を全員で踊り、午前中に運動会は終了しました。
頑張ったソーラン節
家に帰ってから子どもたちに聞くとどうやら勝敗にはあまり興味がないようで、組体操やソーラン節、八坂音頭などがうまく表現できたと言って満足そうでした。
ファミレスで夕食をすませ、うちに帰ると子ども達は即行で寝落ちしてしまいました。地区競技に出た私もしばらく足が痛くて困りましたが、とても楽しい運動会でした。
八坂小中学校は、子どもの人数は少ないのですが、アットホームな雰囲気と自然の中でのびのびと学べる環境が、とても良いなあといつも思います。
白樺の伐採
大町市の東山、鷹狩山山麓に山岳博物館という施設があります。その裏山に「山の子村」と言う、今は営業していないキャンプ場があります。その場所で、2011年の震災後から福島の子どもたちの保養キャンプと称して、年1回1週間だけの活動をしていました。数年前から、もっと広く利用してもらおうと会員制として運営されています。
大町市の東山、鷹狩山山麓に山岳博物館という施設があります。その裏山に「山の子村」と言う、今は営業していないキャンプ場があります。その場所で、2011年の震災後から福島の子どもたちの保養キャンプと称して、年1回1週間だけの活動をしていました。数年前から、もっと広く利用してもらおうと会員制として運営されています。
先日、その「山の子村」の倒れそうな木の伐採を行いました。木の種類は白樺と枯れた栗の木でした。少し専門的な話をしますと、白樺は寿命が短い木だと言われています。
樹齢100年を迎える前に根元が腐りはじめ、倒れてしまいます。さらに、発芽して成長する条件も限られ、更地などでしか芽が出せず、周りに他の木があると成長できないと言う特徴があります。崖崩れの跡地などに先駆的に入って行く生き様で、ほっておくといずれ白樺でない木に置き代わっていきます。また暑さに弱く、僕の実家のある関東地方などでは育っても枯れてしまうでしょう。
これからは温暖化の影響も心配です。そんな繊細な白樺は、信州を代表する樹種の一つですが、これからはその林も貴重になっていくのかもしれません。
そんな白樺の枝を、少しもらってきました。白を基調にアクセントのある樹皮の模様がとても綺麗ですよね。加工してクラフトやディスプレイなどに使えそうです。前述のとおり、夏の暑い地域では貴重な物なので、イベントなどで県外から来た方にお配りできればと思っています。
白樺、下枝が枯れあがってきています
大町の夏を楽しむ
最後に、先日なんとカヤックをいただきました!!
色々いただけるのはアウトドアが盛んな地域ならではの特徴だと思いますが、子どもの自転車やスキーなどサイズアウトした物が回ってきます(うちは子どもが多いから気にしていただけるのかもしれませんが)。でも、まさかカヤックをもらえるとは思っていませんでした。
そろそろ日中は汗ばむ季節になって来たので、いつ湖に漕ぎ出そうかとワクワクしています。SUPもほしいなあ…。
白樺の枝をもらってきました
いただいたカヤック
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
川面 優(大町市定住促進アドバイザー)