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第91回 移住ライフの魅力

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HakubaValley 白馬八方尾根からの絶景

はじめまして!

今年度から大町市の定住促進アドバイザーになりました衣川孝一郎です。2021年の10月に妻とふたりで兵庫県から移住してきました。移住後に夫婦ではじめたYouTube「ころも夫婦」で移住ライフの魅力を発信しています。今回のコラムでも移住ライフの魅力を発信できればと思い、私たちの日常を文章にまとめました。是非最後まで読んでみて下さい。

大町市の魅力は多方面への抜群のアクセス

関西に住んでいた私と妻が大町市に移住を決めた最大の理由は世界に誇るHakubaValleyのスキー場へ車で30分という抜群アクセス。非日常だったスノーボードを日常にすることに憧れて。

移住する前は滑べる日の前日の夜に関西を出発して、車で6時間以上かけてHakubaValleyのスキー場へ移動し、朝から夕方まで頑張って滑り、ホテルに泊まり、翌日の昼過ぎまで頑張って滑る。そしてまた車で6時間以上かけて関西へ帰るといった具合だ。そんなライフスタイルが移住後は一変。自宅でゆっくり朝食をとり、その日のコンディションでスキー場を選んで車で30分の移動。そして滑走開始。「今日はそんなに頑張らなくてもまた明日滑ればいい」と、昼頃には帰宅し、仕事や家事をする。もはやスノーボードは日常生活の一部で特に頑張ってするものではなくなった。そう、これが憧れだったスノーボードが日常になるライフスタイル。今はそんなライフスタイルを満喫している。

移住して3年。アクセスの良さはHakubaValleyだけではないと感じている。

日本有数の山岳景勝地へは抜群の天気を狙って行ける。山の天気は変わりやすい。山岳景勝地は天気が良くなければ、魅力も半減。実際に私たちも朝起きて「よし!今日は天気がいいから上高地へ行こう」「美ヶ原高原へ行こう」そんなノリでスケジュールを立てたから、抜群の天気で絶景を見ることができた。それも大町市から上高地や美ヶ原高原へは車で2時間で行くことができるからだ。

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上高地

アクセスの良さは景勝地だけではない。都市部へのアクセスも良好だ。

長野県の2大都市の松本市、長野市へ車で1時間。そして北陸新幹線に乗れば東京へ長野駅から1時間20分。私たち夫婦は日用品以外の買い物をするとなると車を1時間走らせて、イオンモール松本へ。「松本つなぐ横丁」という呑み処に飲みに行くこともしばしば。長野駅から北陸新幹線に乗れば自宅から3時間以内で東京へ。あっという間に東京に行けてしまう。ディズニーランドへのアクセスも関西に住んでいた頃より、格段に良くなった。移住後は妻に何度も連れて行かされる 。ディズニーランドにあまり興味のない私にとってこのアクセスの良さは少し複雑だ(笑)。

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長野駅
写真:松本つなぐ横丁
松本つなぐ横丁

関西から長野に移住すれば、旅行先も大きく変わる。

長野県は日本で最多の8つの県と隣接している。

関西に住んでいた頃、ほとんど行くことのなかった新潟、富山、静岡に気軽に旅行にいくのである。でっかい長野県を出るのに車で3時間ほどはかかるが、逆に3時間走れば旅行の選択肢は無数にある。日本海へも、太平洋へも車で3時間以内。移住後、夏は太平洋を求めて伊豆の海(静岡)へ毎年旅行に行っている。関西に住んでいたらおそらく伊豆へ旅行に行くことはなかったと思う。また、富山、新潟は気に入りすぎて何回も遊びに行っている。きっと今年も行くだろう。今年は東北地方へ車で出掛けたいと思っている。この発想は関西に住んでいると出てこなかったと思う。

写真:新潟旅行 新鮮な海鮮
新潟旅行 新鮮な海鮮
写真:静岡旅行 伊豆の梅
静岡旅行 伊豆の梅

移住の魅力。それは大町での暮らし、いなか暮らしだけではない。移住前と行動するエリアが大きく変わること。今まで行ったことのなかった場所がぐっと近くなり、気持ち的にも時間的にも金銭的にも気軽に出かけられること。実際、広い長野県を出るのに3時間を要する場合もあるが、その時間をどうとらえるかは自分次第!!是非、多方面にアクセス抜群の大町市に移住して、大町を拠点に色んな場所へ出掛けてみてはいかがでしょう?!きっとまだ見ぬステキな景色に出会えるはず!!


衣川孝一郎(大町市定住促進アドバイザー)
YouTube チャンネル「ころも夫婦」にて移住情報を発信中!