
はじめまして!今年から定住促進アドバイザーになりました大町市八坂在住の小野和歌子です。
私は2020年3月に大町市八坂に移住してきました。移住前は東京に10年住んでいましたが、ちょうど子どもが小学校に入学する直前に思い切って移住を決めました。
いつかは自然豊かな田舎で暮らしたいと思っていたのでその夢が叶い、移住してからは毎日大自然の中で生きられる悦びを感じながら暮らしています。

八坂という地域は山間の集落で、八坂というだけにほぼ坂道でくねくねした山道しかありません。笑
最初に訪れた時は、この山道での車の運転は大丈夫かな⁉︎と少し不安もありましたが、すぐに慣れて、全く問題ありません。
私が住む矢下という集落は14世帯があり、近所には同世代の家族も住んでいて、子ども同士も遊べるのでとてもありがたいです。
同世代の先輩移住者も多く、皆さん田んぼでお米作りをしたり、畑で野菜作りをするのが当たり前で、沢山採れた時はお裾分け文化が根付いています。自治会での活動は定期的な草刈り活動や花壇整備、秋祭りや、毎年1月に各集落で行われるどんど焼きなど、集落で集まる機会が頻繁にあり、集落の皆さんとの親しみと繋がりを感じます。
八坂には加工場があり、そこで、お米から糀を作り、その糀を使って甘酒や、味噌、醤油などを仕込む場所として地元の皆さんが頻繁に活用しています。
大人も子どもも加工場に集まってみんなでお餅付きをしたり、糀や味噌を仕込んだり。地元の方々の憩いの場となっています。
このような加工場の存在価値はとても素晴らしいものだと感じています。

塩麹など調味料なども作れるものは手作りをしていたり、野草や近くで採れる実を加工したり、先輩移住者の皆さんは手仕事が上手でいつも感心しています。
ここに住んでいると春夏秋冬の移り変わりを日々感じる事が出来ます。
冬は山は枯れ、葉が落ち、一面茶色やグレーになりますが、またちゃんと春の訪れを知らせる新芽の若葉が息吹き出しモリモリ!っと日に日に山が緑に色づいていく様には感動します。
命が芽吹くエネルギーはものすごいです!
そしてそこに白や黄色などの華やかな色の花が咲き出し、また色の鮮やかな世界が広がってゆきます。
私はお散歩が大好きで、毎日お散歩をします。
澄んだ美味しい空気、青空、緑、香り、たくさんの命達の輝きを感じることが出来る喜びの時間です!
同じ道でも昨日とは違っていて、昨日は咲いていなかった花が咲いていたり、実がなっていたり、必ず新しい発見があります。その変化に気づけることが嬉しいのです。そして、桑の実やブルーベリーなどお散歩しながら採って食べれる事も山暮らしの醍醐味です!
毎朝起きて外で深呼吸をする度に、本当に移住して来て良かったと感じます。


春になると、静かだった冬に比べ、皆さん田んぼ作業や畑作業、草刈りなどで一気に忙しくなります。
私達の仲間うちでは田んぼに学ぶという名前で、近所のお母さん達でできるだけ自然に寄り添いながらの方法で、お米作りをしています。4月に、昨年の秋に収穫した籾を蒔いて、みんなで水やりをして、芽が出て稲の苗が育った頃の5月に皆んなで手植えでの田植えをします。
今年はたけのこ保育園の田植え体験も行いながら、一緒に田植えをしました。一年の中でも一大イベントです!田植えが終わるとちょっと一息。後はお日様や雨や田んぼの生き物達が稲ちゃんを立派に育ててくれると信じて祈ります?


八坂は山村留学という制度の発祥の地という事で、50年前に初めて八坂で山村留学が始まったようです。山村留学とは、親元を離れ他の地方から留学に来るという制度です。
小学生3年生からの受け入れで、だいたい全校生徒の半分くらいは山村留学生です。
先日、八坂地区ふれあい運動会がありました!
八坂は2年前に小中一貫校になり、八坂小中学校になりました。
とは言っても校舎は、今まで通り別々なのでそんなに大きな変化はありせんが。(いままでも少人数なので縦割り班で小中一貫のような感じでした)

八坂の運動会は、保育園、小中学校、地域の皆さんが一緒に参加します!
保育園児や小中学生の種目はもちろん、山村留学生の親御さんや地域の方が参加する種目もあります!
最後には全員参加で校庭に輪になって、みんなで八坂音頭を踊るという年に一度のお祭りでもある八坂ふれあい運動会! 今年も幅広い多世代の交流で和気あいあいと楽しいひと時になりました!このように子ども達もみんなで見守って、地域の皆さんとの繋がりや温かさがある安心感を感じながら、里山ののんびりした景色の中で自分らしく生きられる環境に日々感謝が溢れます。"何もないけど、なんでもある"そんな風景に是非一度触れに来てみてはいかがでしょうか。いつでも八坂を案内出来ますのでご興味あればまちづくり産業課にご連絡下さい。
小野 和歌子(大町市定住促進アドバイザー)